水槽の掃除に役立つ、便利なグッズを紹介します

〜水槽の立ち上げが終わり、ベタの飼育から二週間が経ったパイセンの水槽〜

おう、わざわざすまね〜な〜

どうしたんですか?
急に家に来てくれって。
もしかして、ベタの体調が悪くなりましたか?

いや、ベタは順調に飼えてるんだ。
でも、水槽にコケみたいなのがうっすらと生えてきてな。

コケ?
これですか。

そうなんだよ。
それで、どうやって掃除したらいいかわからなくてな。

なるほど、そういうことですか!
わかりました!
では今回は掃除の方法を紹介する前に、まずは掃除に便利なグッズを紹介しますよ!

お~頼もしいな~

水槽掃除の必要性

水槽の立ち上げが終わり、熱帯魚がスイスイと泳ぐ透き通った水。その美しさがずっと続けば良いのですが、生体から排出される糞や尿、餌の食べ残しなどによって、どうしても水槽の水は汚くなって行きます。
生体にとって水槽の水は生活の場所であり、水が汚いと病気になったり、最悪の場合死んでしまいます。そのようなことを防ぐために、水槽のメンテナンス、つまり掃除が必要になるのです。

水槽の掃除に便利なグッズ

今回は、水槽のメンテナンスグッズを紹介させていただきます。これらの商品は全て持っていなくても掃除はできますが、持っていればとても便利な物ばかりです。

スポイト

スポイトは水槽の中にある、生体の糞やエサの食べ残しなどの小さなゴミを取ることができます。網でもゴミを取ることができますが、水中に沈んだゴミの場合、網で取ろうとすると底砂も一緒に取れてしまいますし、ソイルなどの場合、粉末が巻き上がってしまいます。スポイトであれば、狙ったゴミだけを的確に取ることができます。
さらにスポイトには計測ができる目盛りがついており、餌作りや水換えのときなど様々な場面で大変便利です。必ず1本は持っておきたいアイテムです。

網は水面や水中に浮かんだゴミを取るのに大変重宝します。目に見えるゴミをサッと取れてしまいます。
小さな生体を飼っている人へのオススメは小型の網です。取り回しがよく、生体を傷つけにくいので、小型の水槽でも安心して使うことができます。

歯ブラシ

あらゆるアクアリウム道具の掃除に役立つのが歯ブラシです。歯ブラシは歯をキレイにするために進化してきましたが、それが水槽の掃除にも大変役立ちます。使い古した歯ブラシを使っても良いですが、汚れが付いている場合があるので、しっかりと水で洗ってから使いましょう。
歯ブラシはフィルターの洗浄や水槽のコケ取りなど、あらゆる場面で活躍してくれます。

水換え用のポンプ

水槽を掃除するときは水換えをする場合があるのですが、その時に水槽から水を抜く作業が必要になります。
小さな水槽であればコップなどを使って少しずつ抜いていけますが、水槽が大きくなればなるほどその作業ですら大変な手間になります。それらを解消してくれるのが水換え用のポンプです。
最初の水をポンプで少し吸い上げれば、あとはサイフォンの原理で放っておいてもどんどん水が抜けていきます。水換えと同時に底砂の掃除ができる便利なポンプも発売されています。

バケツ

バケツもアクアリウムには必須のアイテムです。水換え時や水合わせの時などに必要になります。
バケツにも形、大きさ、色など様々な種類があります。掃除に使うバケツを選ぶときは、フィルターやヒーターなどが全て入るサイズを購入しておくと、持ち運ぶときに便利です。バケツはホームセンターなどにも売っていますが、100円ショップなどに売られている安価なもので十分です。

スクレイパー

(GEXホームページより)

スクレイパーは水槽のガラスに生えるコケ取りに特化したグッズです。テレホンカードなどで代用することもできますが、厚みやしなりが全く違い、使いやすさは段違いです。
非常に優れた商品ですが、水槽の隅に使われている水漏れ防止のためのシリコンを傷つけるないように気をつけましょう。

マグネットクリーナー

(GEXホームページより)

こちらの商品もガラス面に生えるコケを掃除する物です。磁石を使用して、ガラス面を挟み込んで掃除をするので、手を水の中に入れずに掃除をすることができます。
水槽のすぐ横に壁などがあって、クリーナーを入れるスキマがない場合は使えませんので、注意が必要です。

なるほど、掃除に必要なグッズはわかった。
これ全部買わなきゃいけないのか?

いえいえ、家の中にあるものだけで十分に掃除できます。
でもあったほうが、掃除ははかどりますね!
ホウキで履くより掃除機を使ったほうが楽って感じですね!

なるほどな~

それでは次回、具体的な水槽の掃除方法を紹介しますよ!

日常管理

Posted by 魚飼造